今日2021年1月24日のニュースですが、痛風の発作が起きそうな時飲む、コルヒチンが、新型コロナに効果的。との発表が、カナダのモントリオールの研究所からありました。
1月24日 AFP記事、カナダのモントリオール心臓研究所が22日に発表。
痛風治療薬「コルヒチン」、コロナ治療に有効か カナダ研究
2021年1月24日 15:05 発信地:モントリオール/カナダ [ カナダ 北米 ]
たしかに、痛風は、自分の白血球が、尿酸結晶を攻撃して、炎症を起こすのが原因ですから、コロナのウイルスに対する過剰炎症と、似たようなメカニズムなのかもしれません。
また、すでに、琉球大学でも、去年から、新型コロナの重症化を防ぐ効果を確認する、コルヒチンの臨床試験が行われていた。との記事を、秋田魁新報社が去年11月5日に掲載しています。
琉球大、1月からコロナ薬の治験 「コルヒチン」、重症予防に期待 秋田魁新報社
痛風になぜ、コルヒチンが有効か?という説明は、以下の日本醫事新報社で、松田正之先生が詳しく説明されています。(2019年07月20日発行)
「コルヒチンはなぜ痛風初期のみに有効なのか?」日本醫事新報社の松田正之先生の回答
一部ですが、引用いたします。言葉が難解ですが、よく読むとわかります。
ではコルヒチンは、痛風発作中に飲んだら、どうなのでしょう?
私も気になり、調べてみたところ、次の回答記事がありました。
しずおか日赤メールマガジン 第138号 痛風の痛みは2日以内にピークに達し、1週間から10日で治まっていきます。その症状に合わせて、以下のお薬が使われます。
つまり、発作中に飲んでも効果は薄い、ということのようです。
新型コロナに対して、どのような服用法があるのか、これからの発表が気になります。
コルヒチンは、以前以下のサイトで販売しておりました。香港や、シンガポールなど、海外です。
今は、売り切れですが、これからの補充を期待したいです。
その他、痛風や、自己炎症性疾患についての参考記事です。
コルヒチンの服用法です。